堺市なかもず教室で流行のアーティフィシャルフラワークラッチブーケ体験
2024/08/23
フラワー教室でクラッチブーケ
フラワーアレンジメントスクールSion
堺市なかもずクラスからこんにちは!
フラワーショップに丸く束ねたお花のアレンジ。
コンパクトにまとまっていて、
お家にある花器にそのまま入りそうです。
晴れの日に花嫁様が持つ
ウェディングブーケだけでなく
今、普段の生活にお花を組んだ
花束風「クラッチブーケ」が人気です。
どんなタイプのブーケかと言いますと、
元々は英語の「clutch」で
意味はつかむ(take hold of) やまた通常は
手でしっかりつかむ(hold firmly)から
ぎゅっと花を束ねたデザインブーケを指します。
大切なイベントのブーケにも
ブーケの持ち手は束ねた茎のままを見せ、
カジュアル感も演出するようになりました。
そしてクラッチブーケが人気の理由は、
自然志向やナチュラルさが好まれる
トレンドの波に乗っているからでしょう。
クラッチブーケの花材と注意点
さて、そのクラッチブーケに使用する
花材について触れておきましょう。
1.フレッシュフラワー(生花)
2.プリザーブドフラワー
生花を加工着色されて枯れない
3.アーティフィシャルフラワー
生花に見違える位に良質な造花
普段の日常に又、結婚式や特別なイベントに
今でも、生花が選ばれる割合は多いですが
クラッチブーケを
高温で湿気が高い場所や長時間使うときは
植物の水分が早く蒸発しやすいので
気を付ける必要があります...
さらに持ち手の茎部分を直接持つように
作られたクラッチブーケは
体温も加わってより蒸発が速くなります。
生花を選ぶときには、
水持ちが良い花で暑さに強い花選びが大切です。
このように生花のクラッチブーケは、
茎をきりっぱなしにするため花選びに配慮しますが、
プリザーブドやアーティフィシャルフラワーは、
その心配なく好みの花を気軽に選べます。
「生花」のように水を含んでいないので軽く、
またしぼんで形が変わったりしません。
特に造花のアーティフィシャルフラワーは
花の向きや曲り具合も調整でき扱いやすいです。
作品の制作者が思い通りに仕上げた形をキープできます。
酷暑が続く今夏、
その点も踏まえてクラッチブーケを制作しましょう。
クラッチブーケの制作方法
では、実際に作っていきましょう!
まず作る過程で必需品道具を紹介しておきます。
ホームセンターや手芸店、ネット通販サイトでも
売られていて揃えやすいですよ
【使用する道具】
・はさみ
・ニッパー(ワイヤーや造花を切る)
・フローラルテープ
(伸ばしながら使うと粘着性がでる花用テープ)
・紙巻きワイヤー
(茎の補強、加工して別に茎を作るときに使う)
【制作の手順】
デザインで制作方法が異なる場合もあります。
手順を具体的に見ていきましょう。
*下記のお花の種類によって
初めにそれぞれ前準備します。
フレ ッシュフラワー(生花):
花より下の茎部の葉を取り除く
プリザーブドフラワー:
花材にワイヤーを通し茎部を補いテープ巻く
アーティフィシャルフラワー:
茎が短いものや茎が無いものは新たに
茎の部分をワイヤーを使って別に作る
【手順1】花材の葉を取り除く、茎部を別に作る
【手順2】大きめの花をまとめる
【手順3】中・小ぶりの花とグリーンを追加する
【手順4】花をまとめた形の外側にグリーン足す
【手順5】ワイヤーとテープで固定する
【手順6】リボンをつける
今回、堺市なかもずフラワー教室では
アーティフィシャル(造花)で制作しました。
手順1~4については大きい花や主役にする花を
1~数本まとめて片手に握り真直ぐに固定。
空き手で中ぶりの脇役になる花々を①の花を
中心に一回りするよう添えていき
小花やグリーンを足してブーケの形を整えます。
さらにまとめた花の外側にグリーンを補うと、
ブーケ全体が整形され美しく仕上がります。
手順5、6は紙巻ワイヤーに花専用テープを
さらに巻くとそのワイヤーが頑丈になり、
全体の茎部をまとめ留めていく際役立ちます。
その後、茎の長さを適宜切り揃えていきますが
長めに残すとトレンド感が出るでしょう。
上記のワイヤーでねじって
留めた残りワイヤー先端の処理は2つ程あり、
ここでは一般的な方法として
フローラルテープを巻いて隠します。
その隠しテープの部分をサテンや
ナチュラル素材のリボンで結んで仕上げます。
以上の説明から、
クラッチブーケの制作も気軽に取りかかれます。
そうは言っても制作過程で作り方のコツや、
ちょっとした工夫点は直に聞かれる方が
良いでしょうから、専門教室にお問合せするのが
早道ですね
クラッチブーケのトレンド
今までは野原や庭で摘んだ花々を束ねたような
ナチュラルな印象のブーケが多かったのですが、
その人気が変わってきています。
花選びによってカジュアル感や自然らしさに加え、
様々な印象のクラッチブーケが流行り出しました。
そこで最近のクラッチブーケのトレンドは...
・束ねた茎の長さは持ちやすさを保ちながら、
デザインも優先して長めに見せる。
・束ねた茎はデザインとして広がりや動き、
また葉をあえて残して表情を出す。
・様々な種類や色の花を組み合わせたカラフルさ。
・色数を抑え、シンプルにまとめた印象タイプ。
・メインの花部と下側の茎部分に小花やグリーン、
異素材のアクセサリーも使い動きをつける
これらの傾向から考えられるのは、デザインが
機能性や目的とともに優先されていることです。
結婚式では花嫁がブーケを持ちやすいように
するため茎の部分はしっかり束ねまとめて、
リボンを巻き1本の棒のよう仕上げましたが、
茎部もデザインとしてあえてより長く見せ、
そこに表情を出していく流れに変化しました。
花や色合いによって、花材以外のものも
付け足して動きを出したり華やかにしたり、
余分なものを取ってシンプルにするのも新鮮です。
これもフォーマルな結婚式の堅苦しさをのぞいて
イベントの主役である新郎新婦のカジュアル感を
求める時代のニーズが優先されてきたからでしょう。
そういう意味でクラッチを含めブーケの花材に、
生花やプリザーブドフラワー以上に扱いやすく、
生花をリアルに再現し本物にはない耐久性や
芸術性のある「アーティフィシャルフラワー」が
今、注目されるブーケの素材花と言えるでしょう。
まとめ
今回は、クラッチブーケの特徴やブーケに
選ぶ花材についてお伝えしました。
またブーケの作り方も分かりやすく解説しました。
さらにクラッチブーケの傾向も紹介しています。
お花をしたいと願っているあなたに届きましたか?
このデザインはカジュアルスタイルですから
特別なイベントである結婚式に限らず、
身近な人への贈りものとしても
晴れの日以外にもふさわしい花束です。
自分だけの特別なブーケとして、
また人との絆を結ぶアイテムとして重宝します
日常生活に気軽に採り入れてみてはいかがですか。
梅田・堺市なかもずにある
フラワーアレンジメントスクールSionでは、
季節ごとの美しい生花や、
質の高い造花、アーティフィシャルフラワーの
クラッチブーケの制作方法をお教えしています。
お気軽にお問合せくださいませ