Xmasアレンジは赤と白で、堺市なかもずのフラワー教室から
2024/12/23
フラワーアレンジメントスクールSion堺市なかもずクラスから、心を込めてメリークリスマスをお届けします。赤と白の鮮やかなコントラストでお祝いします。赤はクリスマスの象徴として「愛」や「情熱」を表しますが、それに引き合う色は何でしょうか? 今回のアレンジメントでは、清らかで落ち着いた印象を与える白が選んでみました。
色彩理論において、白は無彩色とされ、一見他のどんな色とも調和できそうですが、実際にお花の組合せの時は、花色の流れを部分的に静止させたりします。ある意味でとても強い色になります。白をどのくらいの分量でどこに配置するかによって全体の色彩が調和しやすく印象が変わってきます。唯、クリスマスと新年は赤と白はOKにしましょう...赤の情熱に対抗するように、白は「純粋さ」や「希望」を象徴します。この二色の組み合わせは、愛と平和、希望というクリスマスのメッセージを完璧に表現しています。
そういうことで本日の作品は、紅いバラとマットな白色のアジサイを組み合わせた斬新なアレンジメントです。この美しい対比を見て、皆様のクリスマスがより豊かになりますように!
クリスマスとお正月、どちらも特別な日ですが、ひとつの作品で両方を彩ることができるとしたら、どう感じるでしょうか?実は、今回ご紹介するフラワーアレンジメントは、クリスマス用のデザインを正面に持ちつつ、なんとその背面にはお正月のアレンジが施されています。このように一つの作品で二つの行事を演出できる「フロントバックアレンジ」は、季節を通じて長くお楽しみいただけるデザインです。クリスマスが過ぎ、新しい年を迎える頃にも、アレンジを半回転させるだけでお正月気分を味わえます。次回は、これらのフロントバックアレンジがどのようにデザインされ、制作されるのをお話しさせていただきます。